2011年12月18日日曜日

AOW講習終了 ~ゴマモンガラとの戦い~


昨日でM君のAOW講習が終わりました。
おととい体調を崩して出来なかったので心配でしたが、完全に調子が良くなった訳では無かったようですが、ダイビングが出来るくらいまでは良くなって来てくれて良かったです。

昨日は朝から雨が降っていました。ダイビングは水中では雨はほとんど関係ないとは言え、やはり準備や気分の問題で天気が良い方が良いので、心配でしたがパダンバイに近づくにつれ雨も小ぶりになり、着いた時には止んでいました。

ディープと、ボート、ドリフトの3種類のアドベンチャーを実施する予定だったので、1本目はディープを実施。パダンバイでは普段、ブルーラグーンとジュプンで潜ることが多いのですが、一緒にいった他のチームがP.Bチャネルはウミガメとネムリブカを見れるチャンスが多いし、今日は海況が良さそうだから、そっちで潜ると言うので僕たちも同じボートだったので、P.Bチャネルで潜る事にしました。

P.Bチャネルは、ブルーラグーンを南下して、パダンバイの湾に戻る時に湾の出入り口に当たる場所にブイが設置してあって、流れが無いか、南から北の時に潜ることが出来ます。ブルーラグーンから南向きの流れでP.Bチャネルの付近で浮上したことはありましたが、ここからのスタートは実は昨日が初めてでした。


ブイの設置場所の水底が意外に浅くて、深くなる方向は分かっていてもなかなか深くならなかったので、困ったなぁとは思いましたが、ウミガメにも会えましたし、そのうち深くなるだろうと泳いでいると15分くらい進んだ所でようやく深くなってきました。
予定通り、30m近くの深度でディープでするべき事を終えてまた15m位の深度に戻ってきてネムリブカを探しましたが、残念ながら出てくれませんでした。昨日は僕らも会わせて3チームが潜りましたが、どのチームもネムリブカは見れなかったようです。

2本目はジュプンで潜りました。
ローカルDMのアミンからカエルアンコウの場所を聞いていたので、沈船とその付近で探してみると、意外と簡単に2匹とも見つけられたので良かったです。ここ数回パダンバイに来ても海況が良くなかったので、カエルアンコウに会うのも久しぶりで嬉しかったです。人工リーフとして設置された仏像などを写真に撮ったり、観光用の潜水艦の中の人に手を振ったりして楽しみました。
そして事件は観光用潜水艦が戻って来た時に起こりました。


潜水艦と同じくらいの深度にちょうどいたので、M君とアシスタントのまりさんを避けさせようと後ろを振り返ると・・・まりさんの後ろから巨大なゴマモンガラが迫っていていました。本人は気付いていない様でしたが、彼女のフィンキックのタイミングが絶妙で、ナチュラルにゴマモンガラからのアタックを回避していました。ゴマモンガラは諦めず、すぐ横のM君のフィンにもアタックもしていましたが、これもM君は気付いていないながらも自然に受け流していました(笑)。それでも、いつか咬み疲れないとも限らないので、潜水艦が過ぎた後にまりさんにゴマモンのサインを送って僕が囮になって2人を逃がす事にしました。

今回のゴマモンはかなり熱くなっていて、同じ深度で逃げたのでテリトリーからは確実に離れたはずです。現に一度はゴマモンも止まりましたし、しかし、目があった瞬間また追いかけてきました。ゴマモン対策の説明不足で、まりさん達も僕と同じ方向に逃げてしまったので、3人で一緒に逃げる形になったので今回のゴマモンとの戦いはかなり長い戦いに感じられました。


ゴマモンも含めて誰にも被害はなかったですが疲れました。
大きなゴマモンほどしつこいような気がします。
そしてある程度の時間を戦っていると彼らもアドレナリンが分泌されるのかどうか知りませんが、本来テリトリーから追い出すのが目的の筈が、追いかけるのが目的と言う様に、目的がすり変わっている様な気がします。

これからしばらくはゴマモンガラの繁殖シーズンなので、まりさんも初めてのゴマモンとの戦いを経験したので次はきっともっと上手に逃げる事が出来るでしょう。

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